ギザのピラミッドは、エジプト観光で最も有名な世界遺産です。
カイロ近郊にあり、巨大なピラミッド群とスフィンクスを実際に見られる人気観光地として、多くの旅行者が訪れます。
初めてのエジプト旅行なら、まず候補に入る定番スポットです。
ギザのピラミッドとは
ギザのピラミッドは、カイロ西側のギザ地区にある古代エジプトの巨大遺跡群です。
主に、
- クフ王のピラミッド
- カフラー王のピラミッド
- メンカウラー王のピラミッド
の3つの大ピラミッドが並び、その近くには有名なスフィンクスもあります。
特にクフ王のピラミッドは、現存する世界最大級のピラミッドとして知られています。
ギザのピラミッドの主な見どころ

クフ王のピラミッド
ギザで最も大きく有名なピラミッドです。
「ピラミッドは大きい」と分かっていても、実際に目の前まで行くと、一つ一つの石の大きさや、見上げた時の迫力は想像以上。
「こんな巨大な石を、何千年も昔に、あんな高さまで積み上げたのか…」と、思わず圧倒されます。
近くで見るほど、そのスケールの大きさを実感できるピラミッドです。
内部見学ができることでも人気があります。

スフィンクス
人の顔とライオンの体を持つ巨大像です。
正面から見る迫力はもちろん、ピラミッドと一緒に写真を撮れる人気スポットでもあります。

3つのピラミッドが見えるパノラマポイント
少し離れた場所からは、3つのピラミッドをまとめて見渡せます。
エジプトらしい景色を撮りたい人に人気です。

カフラー王のピラミッド
カフラー王のピラミッドは、ギザの三大ピラミッドの中で2番目に大きいピラミッドです。
遠くから見るとクフ王のピラミッドより高く見えることもありますが、これは少し高い場所に建てられているためです。
頂上付近には外装の石灰岩が一部残っており、古代エジプト時代の姿をイメージしやすいピラミッドとしても知られています。
スフィンクスとの位置関係も近く、ギザらしい景色を楽しめる人気スポットのひとつです。
クフ王のピラミッドほど混雑しないこともあり、比較的ゆっくり見学しやすい場合があります。

メンカウラー王のピラミッド
メンカウラー王のピラミッドは、ギザの三大ピラミッドの中では最も小さいピラミッドです。
クフ王・カフラー王の巨大なピラミッドと比べると規模は小さめですが、近くで見ると十分迫力があります。
周辺には小型のピラミッドも並んでおり、古代エジプトの王族墓群の雰囲気を感じられます。
観光客は比較的少なめなこともあり、落ち着いて見学しやすい場所です。
三大ピラミッドを並べて見ることで、それぞれの大きさや特徴の違いも楽しめます。

メレスアンク3世の墓
ギザのピラミッド周辺には有名なピラミッド以外にも多くの墓がありますが、その中でも人気があるのがカフラー王の妃、「メレスアンク3世」の墓です。
内部には古代エジプト時代のレリーフや像が残されており、比較的保存状態が良いことで知られています。
壁面には当時の生活や人物の姿が刻まれており、ピラミッドとはまた違った古代エジプトの雰囲気を感じられます。
大ピラミッドほど混雑しにくいため、静かに遺跡を見学したい人にも人気があります。
※公開状況が変更される場合もあります。

らくだ乗り
ギザのピラミッド周辺では、ラクダ乗り体験を楽しむことができます。
エジプトらしい景色の中でラクダに乗って写真を撮れるため、とても人気があります。
クフ王ピラミッド内部見学について

クフ王のピラミッド内部はオプションチケットで入場できます。(1日300人の人数制限あり)
とても人気があるため、内部への入り口にも並んで列ができています。
現在入口になっているところは、盗掘のために無理に壊されて開けられた穴です。表面はボコボコしていて、これを壊して中に入るのもかなり大変だったはず。
さらに内部へ。トンネルのような狭い空間を腰を曲げて前かがみで進みます。手摺もあるので、つかまりまがら頑張って進みましょう。
下って来る人とすれ違う場面もありますが、通路はかなり狭め。そのままでは通れないため、荷物を抱え、背中合わせのような体勢ですり抜けます。
そこを抜けると大回廊へ。通路幅は変わらず狭いものの、高さ約9mもある空間が広がっており、ホッと一息つけます。
トンネルから出た瞬間に解放感に包まれますよ。
長さは約50m、もう少しで目的の王の間へ到着です。
王の間への入口もまたトンネルのような狭い空間をくぐり抜けます。入口には盗掘を防ぐために石板を落とす装置があったと言われています。
王の間はとってもシンプル。薄暗く広い空間に、石棺がポツリと置かれています。
壁や石棺には、アスワンから運ばれてきた硬く良質な赤色花崗岩が使われているようです。
また、王の間はとても声が響く空間でもあります。ちょっと声を出して試してみると、独特の反響に驚くかもしれません。
外観から見るだけでもクフ王のピラミッドは圧倒されますが、実際に内部へ入ると印象はかなり変わります。
狭い通路、大回廊、王の間などを実際に歩いてみると、「巨大な石を積み上げた建造物」というだけではなく、何千年も前にこれほど複雑な構造や技術が使われていたことを体感できます。
巨大な石材を切り出し、運び、正確に組み上げていた古代エジプトの技術力に驚かされる人も多いです。
体力的には大変ですが、外から見るだけでは分からないピラミッド内部のすごさを感じられるため、内部見学はとてもおすすめです。
王の間を見学したら、もと来た通路を戻ることになります。
- Qクフ王ピラミッド内部は入るべき?
- A
はい、おすすめです。内部に入った方の感想は「暑かった」「大変だった」という声も多いですが、「けど、入ってよかった」と言われる方がほとんどです。外側から見ているだけではわからない内部構造をみると、さらにピラミッドのすごさが実感できるようです。
- Q懐中電灯は必要ですか?
- A
内部はやや薄暗いですが、通路や主要部分には照明があります。そのため、懐中電灯は必須ではなく、持参しない方が多いです。ただし、細かい部分を照らして見たい場合は、小型で軽量なライトがあると便利です。内部では急な坂道や狭い通路を移動するため、両手を空けておく方が安全です。
- Q体力的にキツイですか?
- A
王の間までは、勾配のある通路が続きます。トンネルのような狭い通路を腰を屈めて進まなければなりません。しゃがんだり、後ろ向きで下りるなど、帰りの下りの方が大変です。筋肉痛になったという声もあります。膝や腰に不安のある方は無理をされない方が安心です。
また内部は通気性もよくないため、蒸し暑さがあります。特に暑い季節はきつく感じるかもしれません。
- Q内部見学にはどのくらいの時間がかかりますか?
- A
当日の混雑状況にもよりますが、だいたい30分から1時間くらいでお考えください。見学は人の流れもありますので、通路で長時間立ち止まって見学は難しいです。
- Q子供は何歳から内部に入れますか?
- A
年齢の制限はありませんが、小さなお子様は危険を伴う可能性がありますので、慎重にご検討ください。
- Q注意点はありますか?
- A
通路はとても狭いため、人とすれ違う際に邪魔にならないよう、荷物は最小限コンパクトにするのがおおすすめ。
閉所恐怖症の方、体力に自信のない方は慎重にご検討ください。
頭上注意。石に頭をぶつけないように、注意してくださいね。帽子があると多少安心です。
お昼の時間帯は閉まっていますので、ピラミッドエリア内での見学時間は計画的に。

カフラー王・メンカウラー王のピラミッド内部見学
カフラー王とメンカウラー王のピラミッドは、交互にどちらかが開いています。
体力に余裕がある人、興味がある人はこちらの内部見学も別入場料で可能です。
クフ王のピラミッド内部構造とは違ったつくりになっているので、違いを比較してみるのも面白いです。
ギザのピラミッドは午前の観光がおすすめ
暑い季節は比較的涼しい朝から午前がおすすめです。
昼頃になると日差しがかなり強くなり、特に夏は暑さを感じやすくなります。
写真撮影目的の場合も、朝の方が観光しやすいことがあります。
暑さ・服装の注意点
ギザのピラミッド周辺は日陰が少なく、日差しが強い場所です。
特に夏場はかなり暑くなる日もあるため、
- 帽子
- サングラス
- 歩きやすい靴
- 飲み水
- 塩分補給タブレット
などを準備しておくと安心です。
冬でも昼間は日差しが強く感じる場合があります。
砂埃がつきやすく、黒い服、黒い靴などは白っぽく埃が目立ちます。また、黒は熱もこもりやすいため、暑い季節は特に明るめの色が向いています。汚れても気にならない服装で。
所要時間の目安は?
観光時間の目安は以下くらいです。
- 外観のみ:2~2.5時間程度
- 内部見学込み:2.5〜3時間程度
- ゆっくり楽しむ場合:半日程度
大エジプト博物館とあわせて1日で観光するのがおすすめ。
午前:ピラミッド観光 ➟ 午後:大エジプト博物館
客引きについて
ギザのピラミッド周辺では、ラクダや馬、写真撮影などの声掛けがあることがあります。
不要な場合は、笑顔で「No thank you」と断れば問題ありません。
しつこく感じる場合もありますが、無理について行かないことが大切です。
ギザのピラミッドはこんな人におすすめ
- 初めてエジプトへ行く人
- 世界遺産を見たい人
- 古代エジプトに興味がある人
- 写真撮影を楽しみたい人
- エジプトらしい景色を見たい人
エジプト旅行の定番スポットとして、多くの旅行者に人気があります。
ギザのピラミッド観光おすすめツアー
ギザのピラミッドと組み合わせるおすすめの観光地
- 大エジプト博物館
- サッカラ&メンフィス

